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点滴療法研究会

当医院は、点滴療法研究会の会員です。

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TEL 0532-62-5511

骨粗鬆症マネージャーとは?

一般社団法人日本骨粗鬆症学会が、メディカルスタッフ(医師/歯科医師以外の医療従事者)を骨粗鬆症領域における専門スタッフとして基本的知識と技能を認定し、その水準を向上させる為に設立された制度です。


「骨粗鬆症診療支援サービス」の役割を担う、骨粗鬆症に関する知識を有するメディカルスタッフを専門スタッフとして認定することで、より一層充実した骨粗鬆症の予防、診断と治療とを提供し、超高齢社会における健康格差の縮小と健康寿命の延伸に貢献します。

当院では平成28年4月に、東三河で最初に3名ライセンスを取得し、地域に貢献しています。

骨粗鬆症について

骨粗鬆症は骨に穴が空く病気であり、加齢関連疾患です。

骨粗鬆症性骨折は手関節や胸腰椎、大腿骨へ連鎖していく事が知られています。骨粗鬆症性骨折のおよそ50%は薬物治療によって予防が可能であるにもかかわらず、骨粗鬆症患者の80%は治療を受けていないという現状があります。

骨折の基本因子としては加齢、低骨密度があり、高齢であるほど骨折しやすく同年齢であれば骨密度の低下に伴って骨折しやすいことが明らかになっています。 

骨粗鬆症治療開始のタイミングは骨折が見つかった時や、骨粗鬆症と診断された時、骨折リスクが相応に高い時があげられます。骨粗鬆症患者では、骨折の診断がなされた時に治療を開始する事が多いです。

骨折の影響で寝たきりになったり、背中が曲がったり、又慢性的な痛みに悩まされ、生活に支障をきたす事になります。骨量の状態に応じて治療方針を決定させて頂いておりますが、治療を開始する事で新しい骨折を予防する事につながり、敷いては寝たきりの予防、健康寿命の延長、死亡率の低下につながります。

診断後は、すみやかに治療を開始する事が望ましいとされています。 診断に必要な検査として骨塩定量検査(DXA)があります。当院の装置は誤差が少なく信頼度の高い DXA法を用いた骨密度測定装置です。推奨されている腰椎と大腿骨の2部位の骨密度を測ることができます。検査に要する時間は10分程で検査台に横になって頂き、痛みもなく検査ができます。 

当院でも2016年より医師診察の他にメディカルスタッフからなる骨粗鬆症マネージャーが在籍していますので、栄養・服薬や運動についての指導を行い、骨密度検査を受ける機会を増やし、骨粗鬆症の早期発見に努める事、骨粗鬆症治療開始のタイミングを考慮し、骨粗鬆症治療中の方は継続できるような適切な介入を行い、一次骨折や二次骨折の発生率低下を目標としております。 

骨密度測定方法について

当院では、骨粗鬆症の診断および治療効果の判定に最も多く使用されている、微量のX線を腰椎測定部位に照射し、通常、腰椎の骨量を測定するDXA法(デキサ法:二重エネルギーエックス線吸収測定法)を用いた骨密度測定装置を使用しております。