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点滴療法研究会

当医院は、点滴療法研究会の会員です。

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疑問に思う事、診療に何でもご相談ください。

TEL 0532-62-5511

超高濃度ビタミンC点滴

高濃度ビタミンC点滴療法は、副作用のない体にやさしいがん治療法ですが、

この点滴療法が美容にも効果があることから、アンチエイジングとして使用されるようになりました。

当院では、マイラン社製注射用ビタミンC製剤(アスコルビン酸)

25g/50ml を採用しています。

国産の注射薬は全て、防腐剤が添加されているため、

高濃度のビタミンC注射には適していません。

また、ビタミンC注射薬は、温度に不安定なため、製造工場からクリニックに届けるまで、2~8℃の冷蔵保管が義務づけられています。

当院では、点滴療法研究会の推奨方法を遵守して、安定的に冷蔵空輸にて出荷された、新鮮で安全な製剤を使用しています。

USP(米国薬局方)基準を遵守しています。

超高濃度ビタミンC点滴療法

  • 当院では超高濃度ビタミンC点滴療法によるがん治療を行なっています。

  • 点滴療法研究会の研修を受け、アメリカで実施されている「超高濃度ビタミンC点滴療法の標準的プログラム」と同じものを安全に提供しています。

  • がんの栄養は糖分で、糖があると成長します。

  • 超高濃度ビタミンC点滴療法はがんの成長を抑え、抗がん治療に効果的であり、糖質制限しながら超高濃度ビタミンC点滴を行なう事で、更に免疫力も高まり効果が出ます。

  • アメリカ国立研究所、アメリカ国立ガン研究所、アメリカ国立食品医薬品局、韓国医師会(2007年)、カナダの医師会(2006年)、等によりガン細胞に対して超高濃度ビタミンC点滴療法が有効であると発表されています。

超高濃度ビタミンCのがん細胞に対する代謝・反応について

  • ビタミンCの内服(経口投与)では、がん細胞を殺す血中濃度に達する事は出来ません。

  • 高濃度のビタミンCが点滴で血液中に入ると、ビタミンCが血管周囲の細胞にしみ出します。

  • ビタミンCが酸化されて、過酸化水素が発生します。

  • がん細胞は、カタラーゼという過酸化水素を中和する酵素を持っていない為、過酸化水素を中和できずにダメージを受けて破壊されてしまいます。

  • 正常細胞はカタラーゼを持っている為、全く影響を受けません。

  • ビタミンCは高濃度になると抗がん剤として働きます。

  • 又、免疫システムを刺激したり、ミトコンドリアの機能を正常化する働きをします。ビタミンCはがんの治療剤であり免疫力を高める理想の治療剤です。

超高濃度ビタミンC療法が適応となる方

  1. 標準的ガン治療が無効
  2. 標準的ガン治療の効果をより確実にする
  3. 標準的ガン治療の副作用による症状を減らす
  4. 良好な体調を維持しながら寛解期を延長させる
  5. 代替療法による治療を希望する
  6. 遺伝的に発がん性が高い方の予防的投与
  7. 手術後の再発予防

超高濃度ビタミンC点滴は代替療法です。

有効な標準治療を優先する事をお勧めします。

その場合は併用療法を推量します

超高濃度ビタミンCはどのようなガンに有効か?

  • 子宮ガン、卵巣ガン、乳ガン、前立腺ガン、肺ガン、悪性リンパ腫
  • 肝臓ガン、大腸ガン、すい臓ガン、膀胱ガン、腎臓ガン、白血病
  • 脳腫瘍、多発性骨髄腫、、など

有効であると報告されていますが、充分に確立されていません。

効果にも個人差がありますが、全てのガンが対象となり得ます。

超高濃度ビタミンC点滴をお勧めできない方

  • 心不全のある方
  • 腎機能の低い方
  • 腹水のある方
  • 脱水症状の方
  • 透析治療中の方
  • G6PD欠損症の方

超高濃度ビタミンC点滴の副作用と注意点

超高濃度ビタミンC点滴終了後の数時間は簡易血糖測定器で測る血糖値が高値になります。

これは見かけ上、高いだけで実際の血糖値は低い値になります。

自己血糖測定をしてインシュリンの注射量を決めている糖尿病患者さんはインシュリンの量に注意しなければなりません。

ビタミンCを過剰に摂取すると尿管結石になりやすい事が知られています。

しかし、超高濃度ビタミンC点滴治療では、このような尿管結石は起こしにくいと言われています。

超高濃度ビタミンC点滴療法の実際

ビタミンC15gから点滴を始め、25g、50gと増量します。

大切なことは、血液中のビタミンC濃度を適正値にすることです。

50gで到達する方もいれば、75gでなければ到達しない方など、個人差があります。

血液中のビタミンC濃度を測定し、投与するビタミンCの理想的な投与量を決定します。

スタンダードな例では、週に2回の点滴で6ヶ月間継続、その後の経過が良ければ週1回を6ヶ月、

さらに2週間に1回を1年間、その後は月1回行ないます。

この点滴を続ける事により、免疫システムの増強、ガン性疼痛の軽減、食欲の改善や体調の改善が期待できます。

ビタミンCのリバウンド現象を予防する為に、1日4gのビタミンCを点滴しない日にサプリメントで摂取する事を推奨します。

なぜ点滴なのか

  • <経口摂取の場合>
    ビタミンCは水溶性のため、大量に摂取しても余剰分は尿としてすぐに排泄されてしまいます。

  • <点滴の場合>
    経口摂取と比べて、点滴はビタミンCの血中濃度を20~40倍以上に増やします。
    静脈内に点滴することで、点滴が血管内に行き渡り、高い効果が期待できます。

がん予防

がん予防にビタミンCが注目されており、超高濃度ではがん細胞を殺します。

また、高濃度では抗酸化作用でがん細胞の発生を抑えます。

平行治療として、『断糖』を指導しています。

歯周病治療・対策

歯周病を始め、歯科治療領域でも効果が期待できます。

副作用について

ビタミンCは、過剰に摂取しても、必要ない分は尿と一緒に排出されるため、基本的に重篤な副作用はありません。

ただし、腎臓疾患や糖尿病、甲状腺の病気、特定の疾患がある方は受けることが出来ません。
また、G6PD欠損症の方も受けることができません。

超高濃度ビタミンC点滴を希望される方は、G6PDの血液検査が必要になります。

料金案内

※すべて税込料金となります。

初回相談料

5,500円

初回のみ

G6PD欠損症+検査

11,000円

採血、初回のみ

血液一般検査

6,600円

採血、初回のみ

①ビタミンC 血中濃度測定

5,500円

毎回

②ビタミンC12.5g点滴

(30分)

11,000円

①+②

16,500円

③ビタミンC25g点滴
(30分)

16,500円

①+③

22,000円

④ビタミンC50g点滴
(60分)

27,500円

①+④

33,000円

⑤ビタミンC62.5g点滴
(90分)

33,000円

①+⑤

38,500円

⑥ビタミンC75g点滴
(90分)

38,500円

①+⑥

44,000円

⑦ビタミンC100g点滴
(120分)

49,500円

①+⑦

55,000円

※費用について

治療費等は、「医療費控除」の対象となります。

領収書は医療費控除の手続きに必要となりますので大切に保管しておいて下さい。

医療費控除の詳細につきましては税務署までお問い合わせ下さい。

健康保険適応外(自由診療)となります。